「ハムナプトラ 2 黄金のピラミッド」(2001年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

スティーブン・ソマーズ監督によるアメリカの冒険映画。出演はブレンダン・フレイザー、レイチェル・ワイズ、ジョン・ハンナ。

 

 

<あらすじ>

 

紀元前3067年、テーベの戦士スコーピオン・キングは、世界の覇権を目指して戦争を仕掛けるが、力及ばず敗北を喫した。逃げ延びた彼は、アヌビス神に祈りを捧げ、力を授けてくれればあなたのしもべになると誓った。アヌビス神はそれを受け入れ、彼に最強の軍を授けた。戦争に勝利したスコーピオン・キングは、約束通りアヌビス神のしもべとなった。

 

リックとエヴリンは、エジプトの遺跡でアヌビ襲撃者は、スの腕輪を発見する。エヴリンはそれをイギリスの自宅に持ち帰った。好奇心旺盛なアレックスが腕輪を手に嵌めて遊んでいると、どこからともなく襲撃者が現れ、腕輪後とアレックスを誘拐してしまった。

 

襲撃者は、大英博物館の館長ハフェズの指示で動いていた。彼はスコーピオン・キングの復活を目論み、彼の軍隊を使って世界征服を目論んでいたのだ。だが、スコーピオン・キングが生きていては軍隊を思いのまま使えない。そこでイムホテップを使い、スコーピオン・キングを殺そうとした。

 

息子を助けるために仲間を募ったリックは、アレックスが残した手掛かりを辿り、かつてスコーピオン・キングが戦争に敗れ辿り着いたアム・シェアーの聖なる砂漠へと辿り着いた。

 

アレックスと再会したもののエヴリンがハフェズの手下に刺されて死んでしまう。リックとアレックスは、エヴリンを助けるために死者の書を朗読する。その間にイムホテップとスコーピオン軍が復活。だが、ハフェズがスコーピオン・キングに殺されたことですべてが狂う。

 

愛する女性に裏切られたイムホテップは自殺、完全体になる前にリックに殺されるスコーピオン・キング。あおしてエヴリンは蘇り、家族は揃って英国へと帰っていく。

 

<雑感>

 

いつも思うのだが、発掘品を勝手に自国に持ち帰る英国人の泥棒体質はどうにかならんのか。誰かが蘇るとかそういうことよりも、まずは発掘品を盗んでいくなと。世界征服がどうのこうのという前に、コソ泥をやめろと。なぜあいつらはよその国のものを盗んでいくのか。

 

☆3.4。映画にしている場合じゃない。大英博物館の中は盗品だらけだ。