「ALI アリ」(2001年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

マイケル・マン監督によるアメリカの伝記映画。出演はウィル・スミス、ジェイミー・フォックス、ジェフリー・ライト。

 

 

<あらすじ>

 

白人専用と黒人専用で練習場所が分かれているジムで、カシアス・クレイは必死に毎日練習をしていた。人種差別を憎む彼は、ブラック・モスリムに参加していた。彼がボクシングのヘビー級チャンピオンになったとき、教祖は彼にモハメド・アリの名を与えた。

 

22歳でチャンピオンになった彼は順調に防衛記録を伸ばしていくが、ベトナム戦争で徴兵を拒否したことから、罰金と出場停止処分を科されてしまう。アリは国を提訴し、徴兵拒否で不当に処分されたことを認めさせる。

 

復帰戦に敗れたアリであったが、アフリカでタイトルマッチを行い、見事チャンピオンに返り咲いた。

 

<雑感>

 

モハメド・アリのことは大好きなのだが、これはちょっと映画としてはダメダメだった。政治的すぎるのではないかな。そういう彼の側面に焦点を当てて描いたということだろうが。

 

それにボクシングシーンに迫力がない。アリの動きもあまり再現できていない。

 

☆3.0。これは正直イマイチだった。