「遠い声、静かな暮らし」(1988年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

テレンス・デイヴィス監督によるイギリスのドラマ映画。出演はアンジェラ・ウォルシュ、ピート・ポスルスウェイト、フリーダ・ダゥウィー。

 

 

<あらすじ>

 

1950年代のリバプール。長女アイリーンの婚礼の朝。その時、父親はすでに壁にかかった写真と家族の記憶のなかにしかなかった。父は厳格をとおりこして暴力的だった。姉のアイリーン、妹のメイジー、弟のトニーの脳裏に刻まれた父の記憶。それらはあまりいい思い出ではなかった。ち

 

ょっとしたことで本当にすぐに怒る父だったが、それでも家族は愛していた。父が亡くなった後、子供たちはそれぞれに結婚をし、それぞれに家族をもつ。小さな諍いや不満を抱えながら、それぞれの人生は続いていく…。

 

<雑感>

 

冒頭の父親の暴力シーンで見る気が失せてしまった。だが、なんというか、それでも家族だったみたいな話で、わからないではないのだけど、それにしてもあそこまで暴力的だとちょっとドン引きするな。

 

☆3.0。面白い文芸作品だけど、イギリスの男は女に甘えすぎでしょ。