「グランド・イリュージョン」(2013年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ルイ・ルテリエ監督によるフランス・アメリカのアクション映画。出演はジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソン。

 

 

<あらすじ>

 

アトラス、ヘンリー、メリット、ジャックの4人は、実力はあるがまるで売れないマジシャンだった。ある時謎のタロットカードを受け取った彼らは、その運命に従い、あるアパートで計画書を受け取る。それから1年後のこと、4人はチームを組んで売れっ子マジシャンになっていた。

 

フォー・ホースメンと名乗った彼らは、ラスベガスで開催された大きなショーで、観客をパリの銀行の金庫に瞬間移動させて大金を盗ませるというトリックを披露する。法に触れる行為であるため、警察が事情聴取を行うものの、証拠が掴めず、4人はすぐに釈放された。

 

ニューオリンズでショーを開催した4人は、保険会社のオーナーであるアーサーの口座から金を盗んで、保険金を受け取れずにいた被害者の口座に入金した。巨額窃盗事件であることから警察が捜査を開始。4人が計画書を受け取ったアパートが突き止められる。

 

そこで待っていたのはジャックであった。警察とジャックは激しい格闘となるが、ジャックは事故で死んでしまう。

 

ジャックの死を悼んだ3人は、最後のイリュージョンとして、警備会社に守られた金庫から現金を盗み出すマジックを披露する。その現金が瞬間移動させられたのは、トリック暴露で有名なサディアスの車の中であった。サディアスは警察に捕まる。

 

彼に面会に来たFBI捜査官のディラン。サディアスは彼にジャックがまだ生きていることを伝えるが、ディランは顔色を変えない。彼こそがフォー・ホースメンの黒幕だったのだ。そして4人は、彼が主催する秘密結社のメンバーになるのだった。

 

<雑感>

 

こういうイキリ系の作品っていっとき多かったよな。白人たちが他人を見下す映画。やってることは犯罪なのに。イリュージョンは犯罪を華やかにするための装置に過ぎない。

 

☆3.0。10年代のハリウッドは酷いよな。