「烏は主を選ばない」(2024年春作品)第1話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:阿部智里、監督:京極義昭、制作:ぴえろ。

 

 

第1話 場違いな姫君

 

季節は春。皇太子・若宮の后(きさき)を選ぶ「登殿(とうでん)の儀」が始まった。南家の姫・浜木綿(はまゆう)、西家の姫・真赭の薄(ますほのすすき)、北家の姫・白珠(しらたま)、そして病の姉に代わり急きょ登殿した東家の姫・あせび。山内の統治者・次期“金烏(きんう)”たる若宮の妻に選ばれるのは、四人のうちただ一人だけ。張り詰めた空気が漂う女の園で、あせびはまだ見ぬ若宮への想いを募らせていく。

 

<雑感>

 

この作品は水曜日の昼にアマゾンに追加されたみたいだ。毎回書いているが、期の始まりはどこの配信会社でどのアニメを見るのか決まっていないのでバタバタしている。この作品はアマゾンで視聴するから、昼から夜にかけて感想記事を書くことになる。

 

前期は2日ほどアニメを視聴していない日があったが、今期は毎日何かしらの作品を見られそうな感じがしている。もちろんつまらない作品は切ってしまうが。

 

あとちょっと書きたいことがあって、漫画とかアニメはこうした日本文化を食用してファンタジー世界を作ることはよくあり、当たり前の表現になっているのだが、実写映画の関係者はそうではないようで、新海誠が映画に神社を登場させただけでヒステリーを起こして攻撃する。

 

映画評論家などがまさにそうで、あいつらが自分らの存在が邦画を腐らせているといつになったら理解するのだろうか? バカすぎないか?

 

中国の歴史を土台にした架空ファンタジーもいいが、こういう日本的なものも楽しい。「十二国記」もそうだったが、創造される地図が単純なのは女性ならでは。性差というのは本来こういうところに出るものだ。

 

オレはわかりやすいから好きだ。男性が作る架空の地図は複雑すぎる。