「慈悲なき世界」(1948年作品)感想 | 深層昭和帯

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アルベルト・ラトゥアーダ監督によるイタリアの犯罪映画。出演はカルラ・デル・ポッジョ、ジョン・キッツミラー、ジュリエッタ・マシーナ。

 

 

<あらすじ>

 

汽車でフィレンツェを出たアンジェラ・ボルギは、いきなり銃撃戦に巻き込まれ、黒人のアメリカ兵ジェリーを助けることになった。駅について助けを求めたが、黒人と一緒にいたことから売春婦と間違われてしまう。病院に収監されたアンジェラは、マルシラという女性と出会い、ふたりは示し合って収容所となった病院を脱走した。

 

自由になった彼女は、ジェリーと再会して仲良くなる。マフィアと繫がりのあるマルシラは、ジェリーを使って米軍倉庫から物を盗むことを企てる。この件でジェリーは逮捕されて捕虜収容所に入れられた。

 

ジェリーも脱走を企て、マフィアを脅して金を手に入れる。マルシラは別の黒人男性とアメリカへ逃げることになり、アンジェラとジェリーもそれを夢見たが、銃撃戦の末にジェリーをアンジェラが庇って死んでしまう。絶望したジェリーもまた自殺してしまう。

 

<雑感>

 

☆1.2。そして慈悲ある世界にしたところ、イタリアは黒人とイスラム教徒に乗っ取られてしまったのだった。