「ファントマ」(1947年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ジャン・サシャ監督によるフランスのアクション映画。出演はマルセル・エラン、シモーヌ・シニョレ、アレクサンドル・リニョー。

 

 

<あらすじ>

 

ファンドールとエレーヌが結婚した。ファントマより「結婚は成立していない」とのメッセージが殺人とともに送られてくる。殺されたのは市長。さらにファントマは公言通り1夜で37人を殺した。彼は10億フランを要求。次々に新しい悪事を考え出した。

 

ファントマのアジトでは、新しい殺人兵器が組み立てられつつあった。これが完成すればパリの3分の1が吹き飛ぶ。その事件にファンドールとエレーヌが巻き込まれる。新兵器の設計図を手に入れたエレーヌは、それを窓から投げ捨ててしまう。

 

警察はファントマのアジトを突き止め、警官隊を突入させる。ファントマは非常な采配で警官隊を次々に殺害。ファントマと警官隊の戦いが激しくなる中、エレーヌとファンドールは何とか逃げ出すことに成功した。

 

警官隊と合流したふたりは、ファントマの乗るトラックがはしごと吹き飛ばされるのを目の当たりにした。そして改めて結婚式に挑むのだった。

 

<雑感>

 

怪盗というか、暇を持て余している大金持ちがあらゆる大量殺人方法を試しているという日本人には理解しづらい話だった。怪人20面相は物を盗むだけだからなぁ。

 

バットマンのブルース・ウェインが、新兵器を次々に生み出しながらゴッサム・シティの住人を殺しまくるみたいな設定だった。わけがわからん。子供向けの作品なのだろうか? フランスでは有名作らしい。少年探偵団シリーズみたいなものか?

 

☆3.5。白黒の少年探偵団シリーズを思い出したわ。時代も近いし。