「1秒先の彼」(2023年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

山下敦弘監督による日本のドラマ映画。出演は岡田将生、清原果耶、荒川良々。

 

 

<あらすじ>

 

ハジメは京都の生まれ。いつも人よりワンテンポ早く、50m走ではフライング。写真を撮るといつもシャッターチャンスを逃し目を閉じている。彼は高校を卒業して12年間、郵便の配達員だった。

 

レイカも京都の生まれ。いつも人よりワンテンポ遅く、50m走では笛が鳴ってもなかなか走りださない。現在、彼女は大学7回生の25歳。

 

ある日、ハジメの姿をみて既視感をおぼえたレイカ。郵便局でハジメの窓口にいき、胸の名札『皇』の文字を見つめる。街中で路上ミュージシャンに恋に落ちたハジメは、デートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日に。

 

秘密を握るのは、毎日郵便局にやってくるレイカらしい。ハジメは街中の写真店で、目を見開いている見覚えのない自分の写真を偶然見つける。ふたりはかつて、文通の約束をした仲であったが、レイカの引っ越しにより実現しなかったのだ。

 

天橋立の郵便局でレイカからの手紙を見つけ、記憶を取り戻したハジメ。一方のレイカは、自分に時間を止める能力があるのを発見して、ハジメとの仲を再開しようとしていた。そんな折、彼女は事故に遭ってしまい、願いは果たせずにいたが、ようやくハジメとのテンポが合う。

 

<雑感>

 

「お前は何を言ってるんだ?」とつい思ってしまった作品。時間のズレやらなんやら、「君の名は。」を意識した脚本ながら全然面白くない。実写のつまらないところをすべて詰め込んだかのような内容でしたね。

 

☆2.8。キャストも好きじゃない。