「ブローン・アウェイ 復讐の序曲」(1994年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

スティーブン・ホプキンス監督によるアメリカのアクション映画。出演はジェフ・ブリッジス、トミー・リー・ジョーンズ、ロイド・ブリッジス。

 

 

<あらすじ>

 

爆発処理隊員のダヴは結婚を機に教官になった。ところが自分の家で起きた爆弾事件で隊員が死亡。欠員が出てしまう。責任を感じたダブは、志願して隊員に戻った。だがそれは連続爆破事件の序章に過ぎなかった。しかも連続爆弾犯は、ダブのかつての戦友だったギャリティだった。

 

IRAだったギャリティは、爆発物の専門家で、数々のテロを起こしてきたが、その際に自分の妹を誤って死なせてしまった。彼の妹がダブの恋人でもあったために、怒ったダブがすべてを話してしまい、ギャリティは警察に捕まって懲役20年の刑を言い渡されていたのだ。そのことでダブに対して並々ならぬ復讐心を抱いていた。

 

出所した彼は、真っ先にダブの居所を調べ上げて彼の自宅を爆弾で吹き飛ばした。その際に爆発処理隊員が死んだ。事の真相を知ったダブは、ギャリティの隠れ家を探すために行動を起こす。だが犠牲者が増えるばかりで、どこにいるのか見当もつかない。

 

ようやくアジトを突き止めると、ギャリティは不敵に笑い、ダブの妻が出演するコンサート会場に爆弾を仕掛けたと告げた。急いで駆け付けたダブは、ホールではなく車に爆弾が仕掛けられていると見抜き、自ら処理してみせた。

 

<雑感>

 

なんであんなピタゴラスイッチみたいな仕掛けにしたのだと。IRAならもっと殺傷能力だけ考えて爆弾を作るんじゃないのか? なんだかそこが拍子抜けだったな。

 

☆3.0。あいつらはもっとあくどい。