「インクレディブル・ハルク」(2008年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ルイ・レテリエ監督によるアメリカのアクション映画。出演はエドワード・ノートン、リヴ・タイラー、ウィリアム・ハート。

 

 

<あらすじ>

 

科学者のブルース・バナーは、ロス将軍の命令を受け、人体への放射線抵抗を研究していた。ところが、実験中に事故が発生。多量のガンマ線を浴びたブルースは、怒りを感じて心拍数が200を超えると巨大な緑色のモンスターに変身する特殊体質になってしまう。

 

軍に追われながらも不死身の身体を持つに至った彼は誰にも捕まえられない。彼自身は何とか元の身体に戻ろうと血清作りを模索するがうまくいかない。サミュエル・スターンズが開発した治療法にすがることにしたブルースは、彼に血液を提供するものの、スターンズはブルースの血を増やしており、より危険は増す結果になってしまった。

 

ブルースとスターンズは決裂。スターンズが持っている血液により、人工的に怪物が生み出されることになった。自ら怪物になることを望んだエミル・ブロンスキーは、怪物化すると街で暴れ出してしまった。これをハルクとなったブルースが制止する。

 

<雑感>

 

キングコングと暴れ方が同じなんだよな。アメリカのこうしたヒーローものってパターンが決まってて、ポリコレ化する以前から面白くなくなっていた。マーベルだのDCだの、散々「これが世界だ」と言わんばかりに勝ち馬に乗ってた連中の見る目のなさよ。

 

日本の観客の「よくわからんし、マンネリ」という感想こそが正しかったな。

 

☆3.0。金はかかっているけど、脚本がこれではなぁ。