「キスできる餃子」(2018年作品)感想 | 深層昭和帯

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秦建日子監督による日本のラブコメ映画。出演は足立梨花、田村侑久、佐野ひなこ。

 

 

<あらすじ>

 

夫の浮気が原因で離婚することになった藤田陽子は、実家の宇都宮に戻り、父親の餃子店を継ごうと決めていた。ところが病気を理由にすでに廃業しており、店を継ぐといっても歓迎されない。というのも、彼女は駆け落ち同然で結婚したからであった。

 

まったくノウハウを教えられないまま、陽子は餃子店を開業することに。ところが味が悪く、協会に加盟できなかった。そんな折、プロゴルファーの岩原亮と偶然出会う。イケメン好きの陽子は一目惚れしてしまった。ところが彼は、不調から身分を隠して潜伏していたのだ。

 

次の試食会に挑んだ陽子は、宇都宮餃子インターハイへの出場の結果次第で協会への復帰を認めると打診される。陽子は餃子作りに真面目に取り組むことになった。

 

亮とのデートを重ねていた陽子は、彼がプロゴルファーであることを知り問い詰める。すると亮は、田舎でのんびりしたいと返答する。餃子作りに懸命に取り組んでいた陽子はカチンときて、亮と喧嘩してしまった。

 

意外にも努力を重ねる娘を見た父親は、彼女は昔作ったバレンタイン餃子が一番美味しかったと話す。そして彼女が作った、キスできる餃子により亮とも仲直りをし、彼女の店は繁盛、亮もアメリカツアーで大活躍するようになった。

 

<雑感>

 

群馬の次は栃木の映画。内容はテレビドラマ品質でそれほど良くないが、こうした地方を舞台にした映画は嫌いじゃない。さっきのグンマー映画も、下ネタじゃなければもうちょっと評価を高くしていた。

 

☆2.8。劇場では見ないけど、宇都宮餃子は食べたくなったから作品としては成功じゃないか?