「銀盤の女王」(1936年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

シドニー・ランフィールド監督によるアメリカのドラマ映画。出演はソニア・ヘニー、アドルフ・マンジュー、ドン・アメチ。

 

 

<あらすじ>

 

タッド・スペンサー歌劇団は、予定していたホテルが火事で焼けてしまい、仕方なく安宿に泊まることになった。ホテルでの興行が出来なくなって困ったタッドは、宿屋の孫グレタが楽しそうにアイススケートをしている姿を見て、彼女が主演のアイスショーを思いついた。

 

グレタも承諾したことから左側工業に向かうが、宿に宿泊していた新聞記者のポップ・ハリスは、プロの工業に出場してしまうとアマチュア資格を失い、大会に出場できなくなるのを恐れ、グレタの興行を止めさせた。

 

グレタは大会に出場した。そのまま優勝するが、やはり興行に出演したことが問題となった。ポップは、彼女が金を受け取っていないことや途中で中断したことを話し、彼女を庇った。そしてグレタの優勝が確定した。

 

<雑感>

 

主演のソニア・ヘニーは、ノルウェーのフィギュアスケート選手。戦前では最高の選手だった。そんな彼女をハリウッドに招いて作ったのがこの作品。フィギュアのシーンはさすがに上手い。それ以外の演技はまるで素人だ。

 

☆4.0。とりあえずニコニコしていれば何とかなるって見本のような演技だった。