「バトルガンm‐16 DEATH WISH 4」(1989年作品)感想 | 深層昭和帯

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ジェイ・リー・トンプソン監督によるアメリカのアクション映画。出演はチャールズ・ブロンソン、ケイ・レンツ、ジョン・P・ライアン。

 

 

<あらすじ>

 

建築士のポール・カージーは、新たな恋人である新聞記者のカレン、その娘エリカと幸せに暮らしていたが、エリカは麻薬中毒にさせられて死んでしまう。街には麻薬組織がはびこっており、人を人とも思わない乱暴狼藉を繰り返していた。

 

かつて自警団として悪と戦った過去を持つカージーは、新聞社の社主であるホワイトの協力を得て、再び自警団となって街の2大犯罪組織を敵に回してふたつの組織を壊滅に追い込んだ。

 

しかしこれは、新たな悪による計画的な犯行だった。ホワイトは社主などではなく、犯罪組織を乗っ取るために使った偽名であった。目的は麻薬利権の独占。騙されたと知ったカージーは激怒し、誘拐されたカレンを追って敵のアジトへと乗り込む。

 

激しい銃撃戦の中、カレンは敵の銃弾に倒れる。カージーは悲しみをこらえ、復讐を果たすのだった。

 

<雑感>

 

もはやお前が悪党を呼び込んでいるだろうってくらい不運続きじゃないかと。こういうシリーズものって難しくて、新しいことをやらないと「前と同じじゃないか」って揶揄されるし、違うことをやると「前の方が良かった」って批判を受けるんだよな。

 

DEATH WISHシリーズは、2作しか見てないけど同じことを繰り返すことで安定した人気を得たのだろう。どっちかを捨てないとダメなんだな。

 

☆3.6。最後に警察に発見されて銃を向けられるのだが、「撃ちたきゃ撃てよ」と捨て科白を残して去っていくところがたまらんな。こういうところが人気の由縁なのだろう。