中日ドラゴンズ2023年ドラフト1位指名の草加勝投手（22）が、右肘の違和感を訴えていた問題で、保存療法ではなくトミージョン手術を受けることが明らかになった。
【中日】ドラフト1位・草加勝が2月1日にトミー・ジョン手術 復帰まで1年以上 来季後半戦以降の完全復活目指す
保存療法は痛みと不安を抱えながら投げねばならないので、肘を故障していたのならまだ若いのだしトミージョン手術に踏み切るのはいいことだと思う。中日はむこう2年くらいは1軍の投手には困らないだけの戦力はあるのだから、手術の無事成功と再来年の復活を期待したい。
問題なのは、外れ1位とはいえ、肘に不安のある投手を1位候補に挙げたスカウトと指名した首脳陣。これはスカウトとしては大失敗じゃないかな。草加くんを獲得したことが失敗なのではなく、1位候補にしたという意味でね。
しかもチュニドラは2位3位は野手を獲っている。肘の情報をちゃんと掴んでいれば、青学のどちらかとか、東洋大の細野とか、地元なら享栄の東松とか行けたのに。選手層が薄くて2軍戦を考えると投手の駒は足りない。打てる野手が欲しいのはわかるが、大卒投手豊作と言われた年にこれでは情けないにもほどがある。
とにかく草加くんには再来年以降の大活躍を期待している。スカウトは大丈夫なのかこれ。
