「薬屋のひとりごと」(2023年秋作品)第16話 感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:日向夏、監督:長沼範裕、制作:TOHO animation STUDIO、OLM。

 

 

第16話 鉛

 

「皆、昔のように茶会でもするといい」――息子に秘伝を授けずに亡くなった宮廷御用達の彫金細工師が残した不思議な遺言。壬氏から調べてほしいと頼まれた猫猫は、彼らの家を訪ねる。作業小屋、開かない箪笥、硝子製の金魚鉢、三兄弟それぞれに残された3つの形見と作業小屋の不思議な間取りの謎に気づいた猫猫は、細工師の遺言通り兄弟たちと共に“茶会”を開く。

 

<雑感>

 

今週は1話完結の謎解き話。残されたわずかなヒントからこじれた兄弟の関係をほぐしていく。こういう短い時間で簡潔にまとめてある逸話は結構好きだな。変に週をまたいでも尺が余って間延びした感じになるだけなんだ。短い時間に詰め込んだ方がいい。

 

猫猫の魅力はすっかり定着した感じだ。