「ラスト・クリーク」(2018年作品)感想 | 深層昭和帯

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ジェン・マクゴーワン監督によるアメリカのスリラー映画。出演はハーマイオニー・コーフィールド、ジェイ・ポールソン、マイカ・ハウプトマン。

 

 

<あらすじ>

 

女子大生で就活中のソーヤ・スコットは、面接を受けるためにワシントンに向かう。道が混んでいたため森を突き抜けるルートを取るが、道を間違えてしまい、ホリスターとバックの兄弟が死体を埋めている傍を通ってしまった。ふたりはソーヤにちょっかいを出し、ソーヤは森の中へと逃げた。

 

ソーヤの車は崖下へ突き落された。森から抜けられず苦しんでいた彼女は、気絶しているところをトレーラーハウスに住むローウェルに助けられた。しかし、ソーヤはローウェルを警戒。彼は、ホリスターとバックの従兄弟で、一緒に覚醒剤を作っている仲であった。さらに、オドイル保安官も彼らの仲間であった。

 

ソーヤの捜索願が家族によって出された。彼女の車も監視カメラに写っており、オドイル保安官は地元が有名になり覚醒剤問題が露見することを恐れた。そこで、ホリスターに「ソーヤの死体を持ってこい」と命令した。それを聞いていたのが、カッツ保安官代理であった。オドイルはカッツを殺して口を封じた。

 

覚醒剤製造から足を洗いたいローウェルは、トラックを借りてソーヤを助ける。しかし彼もまたオドイル保安官に射殺された。さらにバックが騒動の中で死に、ホリスターもオドイルに殺された。関係者すべてを殺して助かろうとしていた。この行動でバスがオドイルだと気づいたソーヤは、オドイルを殴り殺して別の警官に救助された。

 

<雑感>

 

麻薬製造に悪徳警官が絡んでいる話ってなんでこんなにたくさんあるのだろう? アメリカはどうなってんだ? いろいろおかしいだろ。

 

就職の面接予定を取り付けてウキウキだった女子大生が、急転直下酷い目に遭う話も多すぎるくらいあるな。アメリカの田舎は恐ろしいところだ。

 

☆3.4。なかなか不憫な話であった。