「地獄少女 三鼎」(2008年作品)第19・20話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

監督:わたなべひろし、制作:スタジオディーン。

 

 

第十九話 雪月花

 

自分の人生は自分で決めると華道の家元を出た花緒里は、 フラワーアレンジメントで名を馳せていた。 しかし、父親の死をきっかけに抗えない本能を知ってしまう。

 

第二十話 地獄博士 対 地獄少女

 

溝呂木は自ら見出した“溝呂木定数”である答えを導き出した。 そして、彼の“地獄邸”に集まったゆずきとあい達… 一体何が行われようとしているのか。

 

<雑感>

 

地獄送りにする舟が、2期までは左から右へ流されていたのに、3期になって方向が逆になっている問題。これは画面左を方角の西と捉えて死者を西の彼岸に流している描写なのだが、死者が西に流されるのは常識だから、流された方角が西と視聴者は考える。だから変に逆向きにする必要はなかった。

 

むしろ途中で変更したために視聴者の視点を北から南へ変更してしまっており、違和感が半端ない。誰の入れ知恵か知らないが、1・2期と違うことをやろうとして全部失敗している。

 

御景ゆずきが次期地獄少女という設定も必要ない。きくりすらまともに使えていないのに、これ以上次期地獄少女を増やす意味がないし、そもそも閻魔あい以外に地獄少女になり得るような体験はしないだろうと。

 

3期はいろいろしくじったよな。20話から始まった展開もどうだかな?