「オキナワ サントス」(2020年作品)感想 | 深層昭和帯

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松林要樹監督による日本のドキュメンタリー映画。

 

 

<あらすじ>

 

第二次世界大戦前夜から戦中のブラジル。高まるナショナリズムを背景にヴァルガス独裁政権は、約20万人の日系移民に対し、日本語新聞の廃刊、日本語学校の閉鎖、公の場での日本語の使用禁止などを命じた。

 

そして1943年7月8日、事件は起きる。南東部の港町サントスで暮らす日系とドイツ系の移民に、24時間以内の退去命令が下された。家財や土地を残したまま、ある者は収容所へ送られ、ある者は家族と生き別れ、コミュニティは離散した。

 

しかし戦後70年以上にわたり、「日系移民強制退去事件」は長らくタブーとされ、この悲惨な出来事がブラジルの日系人社会で公に語られることはなかった。なぜ人々は口を閉ざし続けてきたのか? いったい何が起きていたのか?

 

<雑感>

 

カリフォルニアのオレンジ畑も全部日系人が所有していたものを白人が摂取したものだし、空襲で民間人を平気で焼き殺したのも白人だし、この映画監督のように法的にどうのこうのという問題ではない。白人という生物が間違っている。

 

☆2.0。その白人と戦ったことの何がいけないの? 白人と同じように皆殺しを目指せばよかったの?