「ブルバスター」(2023年秋作品)第5話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:中尾浩之・P.I.C.S.、監督・シリーズ構成:青木弘安、制作:NUT。

 

 

第5話 頼れるのはマンパワー!若き研究者の協力で、ついに巨獣の正体発覚!?

 

人員不足の波止に塩田から若手社員を出向させたいと打診が。田島はその申し出に飛びつくが、沖野は不満顔。そんな中、分析担当の研究者・渚が、巨獣の謎に迫る調査を申し出る。

 

<雑感>

 

リアル系という言葉をはき違えた作品になってしまった。重機が戦う発想は良かった。犬が変異するのも悪くない。怪獣みたいなもの(犬らしい)とロボット(重機)が戦うアニメなのに、舞台が完全に日常世界だからワクワク感がない。

 

まったく同じ話でも舞台が別の惑星で、登場人物が異星人だったらまた違う。そうしろと言っているわけだはないが。日常が異化された世界だからこそ気分が高揚するのであって、戦いが日常の延長にあると感情移入のきっかけが生まれない。

 

リアル系ロボットアニメだからこそ、フォーマットはファンタジーであってほしいのだが。