「水のないプール」(1982年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

若松孝二監督による日本のドラマ映画。出演は内田裕也、MIE、中村れい子。

 

 

<あらすじ>

 

地下鉄の駅員として働く男は、鬱屈した日常を送っていた。酒場で喧嘩して腕を怪我した。何かが壊れた男は、クロロホルムで女を眠らせ強姦することを思いついた。何度も犯行を繰り返し、それを知られてしまったために仕事を辞めた。男は生き生きし始め、さらに犯行を繰り返すが、ある時シャボン玉を拭こうとして自分がクロロホルムをすってしまい、犯行が露見した。

 

だが、女は訴えを取り下げた。男は水のないプールに佇む。

 

<雑感>

 

これが団塊の世代の感性です。犯罪性向が高いですね。若松孝二は、原田眞人監督の「突入せよ! あさま山荘事件」が警察側の視点から描かれていることが気に食わず、犯罪者である連合赤軍の視点から「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」を獲った阿呆監督です。

 

☆0.0。若松孝二と内田裕也。最悪の組み合わせですね。