「チェンソーマン」(2022年秋作品)第6話 感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:藤本タツキ、監督:中山竜、脚本:瀬古浩司、キャラデザ:杉山和隆、制作:MAPPA。



第6話 デンジを殺せ

公安対魔特異4課は獣の悪魔の肉片を探しホテルに潜入していた。8階に向かったところ彼らはそのフロアに閉じ込められてしまった。時間は止まっているのに彼らだけは動ける、そんな状況だった。時間だけが過ぎ去り、食料と煙草は尽きてくる。姫野は落ち着いていたが、ヒロカズとコベニは病んでしまった。

パワーが殺したはずの悪魔はその間にどんどん大きくなっていた。その悪魔は、デンジを食わせれば残りのメンバーは解放すると新たな契約を持ち掛けてきた。ヒロカズとコベニはデンジを差し出すべきだと主張したものの姫野は拒否。姫野はアキが刀を使うことも認めなかった。

コベニの頭がいよいよおかしくなり、デンジを殺そうとする。銃の悪魔をどうしても倒したいアキは、戦力を欠くことを嫌い身を挺してデンジを庇った。するとデンジはアキに借りができたと考え、チェーンソーマンに変身して永遠の悪魔の身体の中に飛び込んでいった。

<雑感>

永遠の悪魔なのか。本当かどうかは知らない。永遠といいながら時間は少しずつ動いていたようだが。悪魔が自分を怖がっていると見抜いたデンジは意外に賢い。

悪魔に身体(死体)を乗っ取られたのが魔人で、その場合はパワーのように悪魔の意識になってしまう。デビルハンターは悪魔と契約して悪魔の力を使わせてもらっている。デンジのようなパターンに名前はついていないのだろうか。デビルマン的な。やっていることは完全にデビルマンだ。

八百万の神ならぬ八百万の悪魔って発想は本当に素晴らしい。言葉遊びからまだ見ぬ大きなアイデアが生み出されることってまだまだあるのだと確信した。