「ヴィンランド・サガ」(2019年夏秋作品)第11話 感想 | 深層昭和帯

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原作:幸村誠、監督:籔田修平、制作:WIT STUDIO。



第11話「賭け」

クヌート王子を奪ったトルケルはロンドンに戻るところだった。デンマーク軍は残存兵力を結集して王子奪還を試みた。するとトルケルはあっさりと王子を返還した。なぜなら、どちらにしてももう一度奪えるとの自信があったからだった。両軍は森の中で戦闘になった。

アシェラッドはクヌート王子を奪って金に換えるべく、森に火を放った。乾いた森はたちまち燃え上がり、両軍入り乱れて大混戦となった。アシェラッドはそこにトルフィンを送り込んだ。トルフィンは難なくクヌート王子に近づいた。トルフィンの姿を認めたトルケルは、トールズの子トルフィンに敬意を称して王子の身柄を譲った。いったん引き、追撃を掛けるつもりであった。

トルフィンはアシェラッドのところに王子を連れて戻った。

<雑感>

王子が思っていたよりずっと重要人物らしい。これはのちに王になりそうな勿体のつけ方だ。もっと戦場で覚醒する系のキャラだと勘違いしていたわ。

トールズを殺したアシェラッドが、父親のように接しているところがなんとも複雑な因果の巡り合わせだ。しかもトルケルもまたトールズに深い思い入れがあるようだし。