「ミッドナイト・スネーク 絡み合う毒牙」(2017年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

アマンダ・エバンス監督による南アフリカのスリラー映画。出演はセーラ・デュモント、トム・エインズリー。

 



<あらすじ>

都会の喧騒を離れ、手つかずの大自然の中へ足を踏み入れていく夫婦、グウィネスとアダム。ロマンティックな現実逃避の旅を満喫した二人が体を重ねて眠るテントは、超危険な毒ヘビ・ブラックマンバが入り込んだ瞬間に裁きの舞台へと変わる。

逃げ場のない絶体絶命の状況下、夫婦二人の秘密やウソが次々と暴かれ、剥き出しになっていく。裏切りへの強い悲しみと憤りのなか、二人は本能的にそれぞれ自分だけでも生き残ろうとテントの外へ飛び出す。しかし、そこにはあの獰猛な毒ヘビが、一人も生きては帰さないと、牙を剥き出して待ち構えていた。

ガスで殺そうとするも失敗。ついにふたりは噛まれてしまう。何とかしようとあがくものの何ともならず、最後はふたり同時に死んでしまった。

<雑感>

蛇はじっとしていると噛まないから、テントに入ってきたとわかった時点でふたりは動かなくなる。映画としてはまるで面白くないわけで、そこをいかに盛り上げるかが演出の腕の見せどころだ。ふたりが焦り、蛇が這いまわるだけの時間をそこそこ上手く作っていたのではないか。

☆3.0。ただやはりどうしても地味になってしまう。たったふたりの登場人物が動かないんだもん。