サム・ニューフィールド監督によるアメリカの怪奇映画。出演はバスター・クラブ、フィフィ・ドーセイ、バートン・マクレーン。
＜あらすじ＞
T・F・ストックウェルは巨額の横領が発覚し、エジプトから脱出するため飛行機をチャーターした。折りからの悪天候のため飛行機はジャングルに不時着。ストックウェルと10歳の娘ドリーンは消息不明となった。
数年後、アメリカの探検隊が北アフリカのジャングルを探検していた。すると巨大なゴリラが冒険家を襲った。ところがそのゴリラと会話をする白人女性が姿を現した。それこそがドリーンだった。彼女は飛行機が墜落した際に傷ついたゴリラを助け、それからゴリラは彼女を守るようになったのだった。
探検家たちはドリーンの名前を聞いてT・F・ストックウェルの娘だとすぐに気づいた。彼が横領した金を盗んで逃げようとしたところひとりがゴリラに襲われて死んだ。しかしドリーンが好きになった男は助かり、自首しろなどとドリーンに迫る。
＜雑感＞
史上最悪のゴリラの被り物映画らしい。ドリーンらが隠れていた洞窟から金品を盗んだのはドリーンが好きになった男。もうこの時点でおかしいのだが、そいつが別の男と金をめぐって争いになり、ゴリラがその男を倒し、金を盗んだ男はゴリラを射殺。そして自首しろと迫っているのだ。
☆2.5。お前が自首しろや。