「人喰いネズミの島」(1959年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

レイ・ケロッグ監督によるアメリカの怪奇映画。出演はジェームズ・ベスト、イングリッド・ゴウド、ケン・カーティス。

 



<あらすじ>

小さなボートの船主スローン・シャーマンは、マイロ・クレイグス博士一行を船に乗せる約束をしていた。島に着くと博士と助手、それに娘のアンがやってきた。あいにくハリケーンの影響で島に1泊しないといけないと告げると、3人は困ったような顔をする。スローンはお構いなしに博士の研究室に入っていった。

クレイグス博士らは遺伝子操作によって動物を小さくする実験を行っていた。何かを怖がっている様子の博士たちであったが、スローンにはそれが何かわからない。そのころスローンの相棒は船の番をしていたが、巨大なネズミに襲撃されていた。

巨大なネズミはとうとう研究所にも押し寄せた。スローンらは樽を繋げてその中に身を隠すと、少しずつ移動しながら海へと向かった。そして泳いで船まで辿り着き、無事に脱出することができた。

<雑感>

黒人の相棒は食われて死んでしまったらしい。もう少し悲しむとかなかったのかと。怪奇映画というよりパニック映画だった。巨大なネズミとなっているがほぼ犬。犬に襲われているようにしか見えないのでとてもしょぼい内容でした。

☆2.8。さすがにこれは擁護できない。齧歯類っぽく描写しないと。