「地獄少女 宵伽」(2017年夏作品)第1話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

監督:大森貴弘。製作:スタジオディーン。

 

第1話 見えない聞こえない

 

クラスのグループチャットでいじめを受けていた真山静香。人との関わりを避けているクラスメイトの湯川麻子から友達になろうと声を掛けられ、秘密のグループチャットの中で憂さを晴らしていたが、ある日その内容がクラスの皆に知られてしまい……。

 

<雑感>

 

以下、2017年の感想

ストーリーは必殺仕事人のような単純なもので、主人公の閻魔あいが依頼者の求めに応じて復讐の手助けをし、相手を地獄へ連行するだけ。違っているのは、因果応報が徹底していて、依頼者もまた復讐の代償として地獄へ堕ちる。復讐したい相手を取り違えたりすると、関係ない人間を殺して地獄へ送るという悲惨なことになりかねない。冤罪だった場合はかなりヤバい。

ビジュアルがかなり良くて、印象的なシーンが多々ある。こういうホラー系の作品は、ストーリーものでもない限り需要の続く限り作り続ければいいのにね。毎年夏にやるとか。夏アニメにはピッタリの作品だった。

前述のとおり3期までは観たことないが、単純な話なので途中から視聴してもついていける。3期の放送が終わってから8年も経っているのに、余計な説明なしにまるでずっと続いていたかのように作ってくれたのがかえって良かった。ずっとこの感じでいいと思う。