大友啓史監督による日本の時代劇映画。出演は木村拓哉、綾瀬はるか、伊藤英明。
＜あらすじ＞
織田信長のところに美濃の濃姫が嫁いできた。反抗的な嫁であったが、父斎藤道三が殺され自分の役割がなくなったと自害しようとする彼女を、信長は改めて人質などではなく妻であると申し渡した。その後も濃姫が大活躍。次第に勢力が大きくなる信長を濃姫がいさめたところ離縁を申し付けられ、彼女は侍従であった福富平太郎貞家の妻になる。
離縁されたのにその後も口を挟み続け、きんかん頭の反乱により本能寺で死亡。
＜雑感＞
織田信長の映画は古くから多く作られているが、おそらくこの映画が史上最低の駄作であろう。よくもまぁこんな嘘八百をつけたものだ。濃姫を帰朝とするなら、信長の死後もちゃんと生きてるぞ。そもそもこれから毛利征伐ってときに濃姫が本能寺にいるわけないだろ。
桶狭間の戦いも濃姫の軍略により勝利したことになっているしな。酷い脚本だ。IQ2くらいか？ 「レジェンド＆バタフライ」というタイトルも酷すぎる。横文字であることや、帰朝をバタフライとしたことに目を瞑るにしても、信長をレジェンドはないだろ。どんな言語感覚なんだよ。
☆2.0。脚本だけならマイナスになろうが、これがまたそこそこ金のかかった時代劇なんだ。邦画界の人材難はもはや笑えるレベル。
