「グラップラー刃牙」(2001年作品)第17話~20話 感想 | 深層昭和帯

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「グラップラー刃牙」の17話~20話、地下闘技場編を視聴。



地下闘技場編は楽しみに読んでたなー。懐かしい。

地下闘技場のチャンピオンの刃牙が多くの対戦相手と戦う部分。第20話の相手はマウント斗羽。モデルはジャイアント馬場だ。

当時総合格闘技はまだその名称さえ定着しておらず、何でもありを称してバーリトゥードにすべきなのか修斗を定着させるべきなのか、そんなこといいから平さんの試合組んでよとかなんかゴチャゴチャしていたものだ。

佐山聡氏が修斗を創設しようが前田日明氏がリングスを立ち上げようが総合格闘技の名前はなかなか日本で定着せず、結局は地上波でプライドが始まるまで認められなかった。大衆操作はマスメディアを使わなくては叶わないのだなと実感したものだ。現在は地上波の力が落ちて一斉に流行するということがなくなった。

ひとつのルールに糾合していこうという修斗の理念は、最初の対外試合になった截拳道(ジークンドー)に負けてすぐさま潰えてしまったのだが、ポイント制を導入できず勝敗のみになったことで総合から投げ技を奪ってしまったんだよな。

喧嘩で本当に殺し合う奴(気狂い)は稀で、大抵は投げて抑え込めば終わるものなのに。殺すことまで考えたらそれは喧嘩じゃなくて人殺しだろうと、元シューターのオレなんかは思う。