「エル・チカーノ レジェンド・オブ・ストリート・ヒーロー」(2018年作品)感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ベン・ブレイ監督によるアメリカのクライム映画。出演はラウル・カスティーロ、ジョージ・ロペス、ホセ・パブロ・カンティージョ。

 



<あらすじ>

ディエゴとペドロの双子とホセはギャング一家の人間で、警官も迂闊に手を出せないような人間だった。そこに犯罪者の処刑を行うエル・チカーノが姿を現し、ホセの父親を殺した。エル・チカーノとはアステカの英雄の名前だった。ギャングらの多くが処刑された。そしてペドロも殺されてしまう。

復讐を誓ったギャング。その中にはディエゴの姿もあったが、実は彼はロス市警の覆面警官だった。そして彼の上司こそがエル・チカーノ。彼らはメキシコ系移民を守るためにギャングを殺していたのだった。

<雑感>

これは意表を突かれた。ディエゴだったのかって。20年前に姿を現したエル・チカーノがおいぼれの警官だろうというのは予想はついたが、ディエゴが警官だったとはね。ホセと仲良くしていたのは潜入捜査のためらしい。これくらいやらないとメキシコ系移民の一般人を守れないというのが世紀末。

☆3.6。暴力描写が激しい一方で、変な爽快感がある。ただ気が重くなるだけの作品ではない。