「進撃の巨人 The Final Season Part2」(2022年冬作品)第77話 感想 | 深層昭和帯

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原作:諫山創、監督:林祐一郎、キャラクターデザイン:岸友洋、制作:MAPPA。



第77話 騙し討ち

巨人化したエレンが窮地に陥り、イェレナに不信感を抱いたオニャンコポンは地下に幽閉されていた第104期訓練兵団卒業生を頼った。彼らはイェーガー派を組織してジークの計画に乗ったと思われたエレンも、反マーレ派義勇兵も信じてはいなかった。かといって、もはや事態は彼らの力ではどうしようもなくなっており、不信感を持ちながらもエレンを頼るしかなくなっていた。

そのころ巨人化したエレンはライナーに殺されかけていた。最後まで抵抗するエレンを仕留め、彼を食らって巨人化能力を奪うことがマーレが奇襲作戦を決行した目的だった。だがそこに、巨人化したジークがやってきた。ジークは投擲でマーレの飛行船を撃墜させ、エレンとの接触を待った。

捕らわれていた全兵士が解放され、ジークの脊髄液入りのワインを口にしていない人間に立体起動装置が与えられ、マーレとの戦いに投入された。シガンシナ区は降下したマーレ軍とパラディ島の兵士が互いに殺し合う場になっていた。幽閉されていたファルコは、そのまま解放されてガビらと合流させてもらった。

マーレ軍は、エレンとジークの接触を阻止しようとわざと車力の巨人を骨にして、重機関銃で獣の巨人の肩を吹き飛ばした。マーレ軍は、ジークに命がある限り叫んでジークの脊髄液を飲んだ人間を巨人に変えるだろうと分かっていた。

<雑感>

迫力あるな。これが何期になるのかもうわからないが(4期?)、制作会社がMAPPAになってよく動くようになったのと、監督が代わって沈鬱な雰囲気が強調されるようになった。ちょうどいいところで交代したかもしれないな。あそこから違った話になっていくし。

アルミンが「自分らもイェーガー派に加わって」と口にしたときに、イェレナがなぜあんな顔をしたのか判然としない。予習して視聴しているので話の流れはわかっているが、イェレナだけ目的が違っているのか、あいつだけはまだ謎だな。マーレに滅ぼされた国の出身者らしいが、どうにも目的が読めない。突然繰り出される顔芸もこの作品の魅力だけども。なぜそこでってタイミングで来るからな。

いったん退場したリヴァイとハンジ、ずっと退場しっぱなしのアニらがどう絡んでくるのかも楽しみで仕方がない。