「進撃の巨人 The Final Season」(2021年冬作品)第71話 感想 | 深層昭和帯

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監督:林祐一郎、原作:諫山創、制作:MAPPA。



第71話 導く者

エルディア復権派のイェレナは、エレンと接触して新生エルディア帝国には時間がないことを確認した。そしてエレンは独断でマーレに潜伏した。イェレナへの疑惑が深まるとともにエレンへの疑惑も深まり、ミカサやアルミンでさえエレンとの接触を禁じられた。

エレンに疑いをかける兵団は、彼の持つ始祖の巨人の継承者を誰にするか検討していた。これが引き金になり、反乱を企てる集団が兵団の内部にいた。

状況が複雑化するなか、ザックレー総統がテロによって死亡した。市民もエレンの解放を訴え燃え上がった。犯人は、イェーガー派の新兵が疑われた。同じころ、エレンが懲罰房から脱走し、調査兵団から離反したイェーガー派の新兵らと合流した。

イェレナらはエルディア国内にマーレ人の拠点になりそうな施設をいくつか作っていた。その中には、料理人のニコロのレストランもあった。

<雑感>

始祖の巨人の力を誰かに継承させて地ならしの実験をやるのか、エレンに持たせたまま地ならしを発動させるのかでエルディア国内が割れている状態。兵団はヒィズル国寄り、イェーガー派は反マーレ派義勇兵側。どちらもエルディア国に援助を行っている間柄だが、王族との付き合いが長いヒィズル国は、エレンを信用していない。

しかも、ジークとエレンの合意内容も誰も知らされていないので、疑心暗鬼になるばかり。そんな状況。ジークの脊髄液の入ったワインでエルディア国内がメチャクチャになるのはもうすぐか。