「キングダム 第2シリーズ」(2013年作品)第2話・静かなる戦場 感想 | 深層昭和帯

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秦国の呂不韋丞相は趙国の春平君を拉致して李牧を咸陽におびき出した。



趙国王直々に春平君奪還を命じられた李牧は仕方なく咸陽へ赴いた。呂不韋の意図が見抜けない嬴政は李牧との面会を了承し、念のために手練れを招集して警備に当たらせた。

信と羌瘣も昌平君に呼び出されてその任に就いた。

話し合いののち、呂不韋は李牧の命を取ると言い出した。ざわめき立つ趙国交渉団を背に、李牧は地図を拡げ、秦と趙の関係を説明したのちに互いに次を狙うとすれば小国の存在が邪魔になると説明してから一時の同名を持ち掛けてそれを助命の見返りとした。

対して呂不韋はさらに軍事上の重要拠点として浮上しつつあった韓皋を差し出せと要求した。

趙王より春平君奪還を最重要として派遣されている李牧にそれを断る力はなく、ここに秦趙同盟は成立した。

話はここまで。呂不韋が本格的に動き出してさらに面白くなる。漢民族が1万人を切って遺伝的に絶滅したのはもっと後みたいだな。始皇帝の中華統一は日本にも影響を与え、統一国家の必要性などは危機感をもって各地の王に捉えられたはずだが、なにせ文書が残っていないのでよくわからない。