「笑ゥせぇるすまん」(1989年~93年作品)第119・120話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:藤子不二雄Ⓐ、制作:シンエイ動画。



119. 愛犬物語 (SP)

会社員の犬貫(33)は転勤で東京に行くことになったが、東京では愛犬を飼えない。そこで喪黒は催眠術で犬に人間のような立ち振る舞いをさせ、一緒に暮らせるようにした。だが管理人は犬貫が隠れて犬を飼っているのではと怪しむ。その場は何とか誤魔化したが、喪黒の忠告を無視してずっと人間のフリをさせていたところ、ドーンを食らい犬貫が犬になってしまって保健所に引き取られていった。

120. ダミイ (SP)

あこがれの絹子にいつもなめられているデザイナーの矢和井(31)。ある日絹子は矢和井のことを無視して、複数の男友達と談笑する。屈辱的な扱いを受けた矢和井に、喪黒はダミーの彼女ジニーを用意。同じことを絹子の前でするよう命じる。絹子はすっかり頭にきてしまい、作戦は成功した。しかし喪黒に雇われたジニーがすっかり気に入った矢和井は、もう一度だけ彼女を貸してくれと頼みこんできた。実は矢和井はマゾヒストで、サディストのジニーと離れられない関係になっていたのだ。

<雑感>

犬が飼えないってつらいだろうなぁ。転勤ばかりさせられているのはエリートである証なので悪いことではないが、子供に故郷がなくなり、犬や猫が飼えないことになる。一軒家ばかり用意してくれる会社ならいいけども。

最近は、愛犬や愛猫と一緒に仕事ができる職場もあるようだ。効率的な職場じゃないとダメだろうけどね。