「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG Individual Eleven」(2006年作品 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:士郎正宗、監督:神山健治、制作:Production I.G。



<あらすじ>

「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」内で描かれた「個別の11人事件」だけを集めた総集編。

<雑感>

これは2年ぐらい前に視聴済みであったはずだが、調べたところ感想記事がなかったので、DMMテレビで再視聴したのを機に追加しておくことにした。「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」で個別の11人事件はまとまって解決されない。別の事件を追いつつその背後で繰り広げられていく。

中心で描かれていながら、匂わせる程度で進行していくためにわかりにくい点があるが、この総集編はそのあたりの問題をすべて解決していると思っていいだろう。ただかなり入り組んでいるので、登場人物の名前や背景がわからない点も出てきている。完璧に事件を把握したいのならやはりテレビシリーズを見るしかない。細かいことにこだわらない人はこれで十分だ。

☆5.0。「攻殻機動隊」の決定版ともいえるこのシリーズの肝の部分を堪能できる。