「原点 Well」(2016年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

アッティラ・ジゴール監督によるハンガリーのホラー映画。出演はノラ・トロカン、ニケ・クルタ、リア・ポコーニー。

 



<あらすじ>

出所したばかりの男は母親のところに引き取られたが、母親は彼に興味がなかったために30年前に別れた男の家を訪ね、息子を置いていった。父はガソリンスタンドを経営していたので若干の収入があったが、自分の息子だとも思えず納屋に寝泊まりさせることにした。ガソリンスタンドには障害者の男が雇われていた。

男は店を手伝うことになった。そこに売春婦たちを乗せた車が給油にやってきた。だが配線が切られてなぜか動かなくなってしまう。それは女衒と男の父が共謀してやったことだった。実は鳥を違法に捕まえ、密輸して儲けていたのだ。鳥を捕まえているのがこの店の主人だった。だが密輸用の鳥を冷蔵しておらずダメにしたために、女衒は主人を殺し、自分も殺された。

店にやって来たばかりの男は10年動いていなかった車を修理して逃げた。彼が店を去ったのち、売春組織の元締めがやってきて死体の処理などを行った。死んだ店の主人は、店を売春宿として貸し出していたために裏社会とは以前から繋がりがあった。そこに主人の息子が戻った。

彼は売春婦のひとりとふざけて結婚式を挙げたばかりだったのだ。彼は花嫁を取り戻しにやってきた。だが彼は顎を撃たれ、また逃げた。店はこの騒動で半身不随になった男が経営を引き継いだ。そしてまた売春婦を乗せた車がやってくる。

<雑感>

☆2.0。これも全然面白くなかった。今回のハンガリーテレビ映画は2本とも外れだったな。打率3割くらいだろうか。