「剣風伝奇ベルセルク」(1998年冬作品)第24話 感想 | 深層昭和帯

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原作:三浦建太郎、監督:高橋ナオヒト、キャラデザイン:松原徳弘、制作:OLM TEAM IGUCHI。



第24話 蝕

鷹の団のメンバーは、得体の知れない状況に放り込まれてしまった。キャスカは冷静に密集隊形になるよう指示を飛ばし、ガッツはグリフィスを救出しようとした。グリフィスの手にはベヘリットがあった。ベヘリットは瞳から血を流し、グリフィスもまたベヘリットと同じであった。

彼らの前にゴッドハンドが姿を現した。彼らは因果律を説き、深紅のベヘリットを手にした者はゴッドハンドの転生するのだと教えた。その生贄になるのは鷹の団であり、彼らを生贄にするかどうかはグリフィス自身が選ぶのだという。ガッツはグリフィスがそんなことをするとは思っていなかった。

ゴッドハンドは、グリフィスに幼少期の原風景をみせた。グリフィスは、自分は最初からこうなる運命だったのではと思い直し、鷹の団を生贄に捧げ、転生することを選んだ。鷹の団のメンバーには、生贄の印が刻まれた。

<雑感>

テレビアニメ版は随分とマイルドにしてあるが、それでも蝕は心臓に悪い。STUDIO4℃の劇場版はとんでもないからな。あれはマジで心臓に悪い。

こうして黄金時代編を視聴していると、そもそもよくこんなネームが通ったなと思わずにはいられない。冒頭のシーンのことを話し、キャスカの子で受肉してグリフィスが復活すると説明したのだろうが、冒頭のシーンがなければ絶対に止められていたはずだ。

なんかもう辛すぎて、パックが恋しい。