「仮面ライダーBLACK 恐怖!悪魔峠の怪人館」(1988年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

小笠原猛監督による日本の特撮アクション映画。出演は倉田てつを、井上明美、田口あゆみ。



<あらすじ>

北海道・夕張。豊かな自然に囲まれたこの街こそ暗黒結社ゴルゴムが新たな計画のターゲットとして選び出した街だった。彼らはここに、ゴルゴム帝国都市を建設し世界支配の一大拠点を築こうと企んでいた。

計画は世紀王シャドームーンのもと着々と進行していたが、都市計画の専門家・牧野博士が脱走。その牧野を救ったことから光太郎は、夕張の異変を察知する。ゴルゴムは都市建設のかたわらでかつて倒された怪人たちを次々と蘇らせていたのだ。

光太郎の目の前に世紀王シャドームーンがゆっくりと姿を現す。シャドームーンはキングストーンフラッシュで亡霊世界を作り出し、十体の亡霊怪人を繰り出してBLACKを攻撃する!

<雑感>

東映まんが祭りで公開された作品。

いまは亡き北海道夕張市でのロケ。ゴルゴム帝国都市にしてもらった方が幸せだったかもしれない。食べたかったな、ゴルゴムメロン。

「仮面ライダーBLACK」はバブルのころの作品なので、みんなおしゃれだし、人間が前向きで、自由を求めている。この作品を思いっきり後ろ向きにしたのがアマゾンオリジナルの「仮面ライダーBLACK SUN」

大人向け作品として政治的な問題を盛り込むにしても、明るい未来を提示するなり、希望が持てる内容にすればよかったのに、バカ丸出しの白痴的内容で本当にウンザリした。

☆4.0。子供向け仮面ライダーにクオリティで負けた原因は、すべて監督にある。