「ブラック・ジャック21」(2006年作品)第3話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:手塚治虫、監督:手塚眞、総作画監督:神村幸子、制作:手塚プロダクション。



episode.3 悲しみのピノコ

ブラック・ジャック邸が大爆発を起こし、泣き叫ぶピノコ。数日後、友引警部はマスターに、ブラック・ジャックが死んだ事を告げる。だが、ピノコは生きていると信じ、1人で捜索を続けた。

友引はブラック・ジャックの頼みを進めるべきだとマスターを促す。それはブラック・ジャックを忘れさせるため、ピノコを養女に出す事。そして、ピノコは病院の院長、佐伯の養女として新しい生活をスタートさせる。そんな折、ピノコはブラック・ジャックに似た人を見かけた。

ラルゴを使いブラック・ジャックを探すピノコ。そのころブラック・ジャックは本間医院の跡地に潜り込んで自分自身を手術しようと悪戦苦闘していた。駆けつけたピノコはブラック・ジャックのいう通り手術を行い、ふたりは手掛かりを追いかけて海外へと旅立った。

<雑感>

第1話と第2話が繋がっているようないないような微妙さだったので心配したが、第3話から話が動き始めた。爆弾を発見して窓から逃げようとしたブラック・ジャックは、崖下の海に転落した。それをシャチのトリトンが助け、以前に手術したことがある漁師が匿った。

本間医師の自宅で自分に関する資料が失われていることを発見したブラック・ジャックは、本棚の奥から本間医師とともに自分の父が映った写真を発見する。その手掛かりを追いかけ、写真に映っている海外の著名な医師を訪ねる構成だった。

まだ敵の正体はまるでわからない。