「逢いたくて逢いたくて」(1966年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

江崎実生監督による日本の青春映画。出演は園まり、渡哲也、松原智恵子。

 



<あらすじ>

大学生の白川道子(園まり)が「園まりそっくりショー」に出演して2万円をゲット。部の活動費と留年生の学費に充てる。すると、本物の園まりの代役を一週間任される。合点承知の助の末に、てんやわんやあるものの、一週間を過ぎて普通に大学に戻る。

<雑感>

園まりは当時の流行歌手。日活の役者が映画と歌でガンガン稼いでいた時代なので、タイアップ的なものだろう。以前、ザ・ピーナッツ主演の日活映画「可愛い花」(1959年作品)を見たな。ザ・ピーナッツはデビューまでのいきさつが日活映画になって、映画とともにデビューするVIP待遇であった。

園まりさんは、実力派歌手で、当時すでに売れっ子だったはず。新曲を売り出すために映画を作ってしまう時代だったってことだ。

☆3.4。生まれる前の話だけどな。