「ディメンション」(2020年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

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エリック・デミューシー監督によるアメリカのSF映画。出演はライアン・マッソン、ハイディ・クアン、クリスチャン・プレンティス。

 



<あらすじ>

NASAで働くアイザックは、山奥で撮影しながら歩いていたところUFOと遭遇した。目の前にはグレイタイプの宇宙人の姿。その後気を失い、気がついたのは3日後。身体に異変が起きており、他人には見えない超能力のようなものも備わっていた。アイザックは遭遇についてネットの動画をアップした。

多くの人間がアイザックの動画を見たが、ウソだと言い出す人間が出てきて、検証された挙句ウソだと決めつけられてしまった。頭にきたアイザックは、自分が真実を告げていることを証明しようと躍起になるが、そこに宇宙人の存在を隠す政府機関がやってきて彼を襲った。

組織から逃走しながら再び森の中にやってきた彼は、またしても宇宙人と遭遇する。今度は彼の仲間たちも一緒だった。宇宙人とその地球の仲間たちが歓談しているところにまたしても組織がやってくる。宇宙人に何かを授けられたアイザックは、超能力ですべてを解決する。

<雑感>

それほど低予算とは思えない映像なのにそこはかとなく漂うチープ感が不思議な作品だった。やはりビーム兵器を使う政府組織が出てきたことでグッとチープな雰囲気に傾斜していった気がする。自分がアップした動画が本物であることを科学的に証明していくのかと思ったのに。

何のためのNASA職員設定なのかと。

☆3.0。UFOも宇宙人も嫌いじゃないので高めの評価にしておいたが、政府がUFOのことを知りながら情報を隠蔽しているという設定が果てしなくチープだった。