「ねこあつめの家」(2017年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

蔵方政俊監督による日本のドラマ映画。出演は伊藤淳史、忽那汐里、田口トモロヲ。

 



<あらすじ>

新人賞を取ったもののその後鳴かず飛ばずの作家佐久保勝は、占い師の話を聞いて古民家に引っ越した。それでも運気は下がりっぱなしだったが、家には猫が集まってきた。作品を書きながらいつしか勝の生活の中心は猫になっていった。ペットショップの店員とも仲良くなり、生きる気力が湧いてくる勝だった。

持っていた連載が終わると勝は作家引退を決意した。家賃が払えずそれでも猫に餌をやる勝を見かねて、ペットショップの店員が店で働くよう手配してくれた。慣れない接客業に戸惑う勝だったが、店員との交流で再び小説を書く気になり、担当編集に新作を送り付けた。

<雑感>

泣ける。どこに泣ける要素があるのかと問われると困るのだが、色々話せない過去を思い出して泣けてしまうのだ。そんなに良い映画だとは思わないけれども、辛い過去を思い出してしまう作品だった。

☆3.2。それはいいけれども、どうしてこう画面に靄が掛かってますかね。くっきりはっきりした映像にするとまずいことでもあるのだろうか?