フリッツ・ラング監督によるアメリカの西部劇映画。出演はランドルフ・スコット、ロバート・ヤング、ディーン・ジャガー。
<あらすじ>
電信会社が西部に電柱を建てようとしていた。しかしインディアンの集落を通さねばならない。技師長のエドワード・クレイトンは現地を視察しているときに落馬し、怪我を負った。助けてくれたのはお尋ね者ヴァンス・ショーだった。エドワードは彼を道案内に指名した。
ヴァンスは昔の悪党仲間が妨害工作をしていると知り、仲間に戻れと誘われたがこれを断った。エドワードもうすうす事の次第に気がついていたが、ヴァンスが改心していると信じて何も言わなかった。しかし悪党仲間だったスレイドの横暴はとどまるところを知らず、何をやってもインディアンの仕業にできると甘く考え、ついにエドワードらのキャンプを焼き払った。
ついに庇い切れなくなり、エドワードはヴァンスを解雇した。ヴァンスは何も言わず去り、エドワードの親友の子で同じ女性を争ったリチャードにだけ仄めかした。リチャードがヴァンスを追いかけると、彼はスレイドたちと争っており、多くを倒したが自分も撃たれて死んだ。スレイドはリチャードが始末した。
こんなことがあって、ようやく電柱は建てられたのだった。
<雑感>
まーたインディアンのせいにされているが、わざとそう見せかけているという話だった。他の作品よりはマシってところだな。現代的な価値観で古い作品を裁くのは良いことではないが、インディアンとか日本人の扱いは最低だからな。
☆3.0。アメリカ史を語っているつもりだろうが、あまり好きな内容ではなかった。