「ブラボー砦の脱出」(1953年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ジョン・スタージェス監督によるアメリカの西部劇映画。出演はウィリアム・ホールデン、エレノア・パーカー、ジョン・フォーサイス。

 



<あらすじ>

北軍のローパー大尉は、インディアンに襲撃されている駅馬車を助けた。駅馬車にはブラボー砦に向かっていたカーラ・フォレスターが乗っていた。彼女はオーエンス隊長の娘であったが、南軍の捕虜として砦にいる許婚のマーシュを助けようとしていた。ところがローパーに助けられたことで彼を好きになってしまった。

カーラはローパーに求婚されてしまった。一瞬迷ったものの思い直し、その夜に南軍の捕虜を救出するとみんなで砦を脱出した。ローパーは裏切られた気持ちで追いかけ、全員を逮捕した。そこにインディアンがやってきて、包囲されてしまった。

南軍の捕虜、北軍の兵士が次々に殺されていき、いよいよローパーとカーラだけとなったとき、援軍がやってきてインディアンを蹴散らした。

<雑感>

ご都合主義の作品。都合よくインディアンを悪者にして、都合よく婚約者を殺し、都合よく南軍と北軍を和解させる。すべてインディアンのせいにすれば解決するというわけだ。

☆0.2。日本人の民間人を空爆で殺したのも同じ理屈であろうな。