「悪霊館」(2019年作品)感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ジェイソン・ドゥバン監督によるアメリカのホラー映画。出演はシドニー・スウィーニー、カイラ・ディーヴァー、ジェシカ・バース。

 



<あらすじ>

ジョーダンとアシュリーは、母が自殺したのちに酒におぼれる父に怯えながら生きていた。叔母のターニャに引き取られ、高校生になって霊の存在を感じるようになったアシュリーは、生まれ故郷の古い友人と再会すると、母に会いたい一心で降霊を行った。すると邪悪な存在が出現してしまった。

邪悪な存在はアシュリーに憑りついた。除霊のために牧師が呼ばれた。除霊するには、悪魔の名を知らねばならない。やってきたのは、マイケル牧師の下でよく働き、悪魔に関心のあるジョン牧師。ジョンはアシュリーに憑りついた霊を払うべくアシュリーを拘束した。

しかし除霊は失敗。ジョン牧師は殺されてしまった。マイケル牧師がアシュリーを連れて行った。叔母のターニャは、姉でアシュリーの母であるサラが、妊娠中に同じような状態になったことを知っていた。そして母は行方不明になっただけで、死が確認されたわけではないことも。

アシュリーの姉のジョーダンに連絡したターニャは、アシュリーが収監された地下牢の奥に、変わり果てた姿のサラがいるのを発見した。

<雑感>

エクソシスト映画で、物語の類型もエクソシストのまんま。オレはそんなに詳しくないけど、嫁の話ではほとんど一緒なんだとか。自分の名前を知られたら除霊されてしまうのに「ふーあーゆー」って尋ねられて「ベリアルです」とか名乗る悪魔っているのかね?

この映画の悪魔ももちろん名乗らず、除霊は失敗。それどころか過去に行った除霊すべてに失敗して、地下の座敷牢に悪魔がうじゃうじゃ閉じ込められているという。これはさすがに無能すぎないか? マイケル牧師は母の除霊を担当して失敗、弟子のジョン牧師は娘のターニャの除霊に失敗。

ちゃんとしたエクソシストを呼んでいれば助かったんじゃ・・・。

☆3.0。オレはこういった作品を見始めたのは2017年からなのでよくわからないのだが、嫁の話では「怖くないけどB級ってわけじゃない」らしいので、評価はこんなものでは?