「銀河英雄伝説(旧作)」第98話 感想 | 深層昭和帯

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第98話  終わりなき鎮魂曲



<あらすじ>

ハイネセンに戻ったロイエンタールは政務をユリウス・エルスハイマーに託し、ヨブ・トリューニヒトを呼び出した。

トリューニヒトは自分が寄って立つものは自分自身でありその他のものはなんでも利用すると高説を垂れたが、うっかり皇帝ラインハルトを罵倒してしまった。これを聞いたロイエンタールは迷わず彼を射殺した。トリューニヒトがマイン・カイザーを面罵することは彼には耐えられなかった。

ロイエンタールの元にはエルフリーデ・フォン・コールラウシュがやってきた。彼女はロイエンタールの子供を抱いていた。ロイエンタールはその子をミッターマイヤーに預けるよう言い残して彼女に復讐を果たさせようとしたが、彼女はロイエンタールを殺さず、子供を残して去っていった。

ロイエンタールはふたつのグラスとウィスキーを用意させると、ミッターマイヤーが死の淵に間に合わないことに悪態をつき「我が皇帝(マイン・カイザー)、ミッターマイヤー、ジーク、死」と言い残してこの世から離れていった。

ハイネセンに帰着したミッターマイヤーは親友の死を悼み、しかし無言のままで後事をワーレンに託して自分はその日のうちにハイネセンを離れた。

ロイエンタールが死んだと知らされたラングは1時間も笑い転げた後にルビンスキーのことを自白した。だが彼が沈黙を守っている間にルビンスキーはまんまと逃げおおせてしまった。

<雑感>

という話。反乱の後始末の話であるが、それぞれの感慨が上手く出ていた。

旧作のスタッフは本当に有能。100話近く観ているのにまったく飽きない。これってすごいこと。