「銀河英雄伝説(旧作)」第3話 感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

第3話 第十三艦隊誕生



<あらすじ>

アスターテ会戦において150万人の将兵を失った自由惑星同盟は、戦没者慰霊祭を行った。

最高評議会国防委員長ヨブ・トリューニヒトはその場を自らの政治ショーにするとわかっていたために、ヤン・ウェンリーは仮病を使って慰霊祭を欠席した。慰霊祭はまさにトリューニヒトのひとり舞台だった。彼は長々と演説をぶち、ヤンとユリアンを呆れさせた。

無能な指揮官によって夫のラップを失ったジェシカ・エドワーズは会場にて彼に対して抗議する発言をして会場からつまみ出されてしまった。それをテレビで見ていた旧友のヤンは彼女を救うべく家を出ることになった。トリューニヒトはともかく、自由惑星連合には憂国騎士団という名の右翼団体があったからだ。

ジェシカは憂国騎士団に取り囲まれた。ヤンとアッテンボローは彼女を救い出して、憂国騎士団に危険分子と見做されることになった。憂国騎士団はヤンの家を襲撃した。彼らは手榴弾を使って攻撃してきた。放水によって応戦し、救急車が出動してきて彼らはようやく退散した。

ヤンはトリューニヒトの邸宅へ参じた。憂国騎士団の黒幕は彼なのだ。ヤンは彼にジェシカの身の安全を保障すれば、それをマスコミに美談として話すと持ち掛けた。

司令部に呼び出されたヤンは、第13艦隊の司令官に任命された。第13艦隊はアスターテ会戦の生き残りの半個艦隊であった。そして彼は銀河帝国難攻不落のイゼルローン要塞を攻略する任務を命じられてしまった。

<雑感>

銀河の歴史がまた1頁。

自由惑星同盟では戦死者が増えすぎて人材難になっている。これが後半に効いてくるんだよな。半個艦隊の指揮を任されたヤンは次第に魔術師ヤンとして頭角を現していく。