「銀河英雄伝説(旧作)」第2話 感想 | 深層昭和帯

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第2話 アスターテ会戦



<あらすじ>

自由惑星同盟軍が2倍の戦力で挑んだアスターテ会戦は、当初銀河帝国軍の不利が予想されていた。しかし銀河帝国軍司令官ラインハルトは敵が包囲してくると見抜いて艦隊の各個撃破を強行。これによって自由惑星同盟軍は第4・第6艦隊を殲滅させられ、第2艦隊もまた彼らの餌食になろうとしていた。

ラインハルト艦隊を接触した第2艦隊は猛攻撃を食らい、パエッタ司令官が負傷してしまった。彼は准将のヤン・ウェンリーに指揮権を引き継いだ。

こうした事態をあらかじめ予測していたヤンは、ラインハルト艦隊の背後につき、引き分けに持ち込む作戦を取った。彼の策によって状況は膠着してしまい、状況を考えずに敵前回頭してしまった銀河帝国軍のエルラッハ少将が戦死。ラインハルトもこれ以上の戦いは無駄だと判断して撤退を指示した。

アスターテ会戦によって自由惑星連合は大打撃を負い、大きく戦力を削ぐ結果になってしまった。

この戦いは銀河帝国内にあって勢力を伸ばしつつあったラインハルトを貶めるための陰謀が張り巡らされていた。彼は参謀と幕僚を配置換えで失い、戦力の情報もフェザーンのルビンスキーによって事前に漏らされていた。そんな中での大勝利であった。


<雑感>

ブラウンシュヴァイク公爵の計略を逆手に取ったラインハルトは、この勝利によって元帥に昇進する。ここからの彼は、ヤン以外には無敗の快進撃を見せる。