「妖怪大戦争」(2005年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

三池崇史監督による妖怪映画。主演は神木隆之介。

 

 

<あらすじ>

離婚した母と実家の鳥取で暮らすタダシが、地元のお祭りで麒麟送子を演じることになった。都会育ちよ絵に田舎者に迫害されていたタダシは地元のワルガキにそそのかされて根性試しで山へ入ることになった。おっかなくて引き返そうとしたタダシの耳に同居している祖父の声が聴こえてきた。

祖父想いのタダシは意を決して山の中に入っていく。そこで彼は本当の麒麟送子になり、山中に巣くう魑魅魍魎たちと戦っていく。

そして数年後、そのまま田舎で就職したタダシには妖怪たちが見えなくなっていた。

<雑感>

妖怪もののジュブナイルなので話は単純。とてもよくまとまっていて、映像も申し分のない出来だ。なぜなのかはわからないが、妖怪の設定や出演俳優などが異常に豪華で驚くしかない。忌野清志郎も妖怪役で出演してEDも歌っている。これだけ贅沢なジュブナイルはなかなかない。

☆3.0。三池崇史監督はいい映像を撮る監督なのに、低予算の漫画原作ばかりさせられてかわいそうだ。