【※ネタバレ注意※】
この記事では、これ以降のシリーズ作品も含めて、映画の内容について触れている
箇所があります。まだ内容を知りたくない方はお気を付けください。
~前半からの続き~
○ジョニーを外に追い払おうと秘密のトンネルを歩いているとき、
ニンニクについて尋ねられたドラさんは“I cannot have it. My throat swells.”と言ってます。
「モンスター・ホテル3」でエリカにニンニクオイルをたっぷりかけられたグアカモレを無理やりおすすめされて食べているシーンがありますよね。その後どうなったかというと、お腹の調子を崩しておならが出るという設定になっていました。1とは設定が変わっているようです。
○秘密のトンネルを歩いていると途中で階段がなくなっていてジョニーが
落ちそうになるシーン。この階段は「モンスター・ホテル2」にも出てきます。
メイヴィスがデニスのためにホテルにあるものなんでもかんでも危険防止グッズをつけるんだという話の中で、この階段にもベビーゲートの取り付けがされていました。(でもそのせいでゾンビが一人落ちてしまっていましたが(^_^;))
○ウェインたちがメイヴィスの誕生日のためになにか演奏したいんだ、昔みたいにっていう話をしているシーン。ドラさんも一緒に歌ってくれたらと言われて「マーサのことがあって以来人前では歌ってないから」と話しています。
わたしとしては、モンスター仲間のバンドを従えて、ドラさんがボーカルで歌うところ、見てみたかったですね~!
実際はドラさんが歌うのはラストのラップ調の曲になるんですが、背も高いスタイルも決まってるドラさんにはぜひともスタンドマイクでボーカルをする姿を見せてほしかったです…。
○ドラさんがジョニーの記憶を消そうと催眠術をかけようとしますが、コンタクトレンズのせいなのかうまくいきませんでした。
そうかと思えば「モンスター・ホテル2」のウェインの子どもたちの誕生日パーティの中で、赤い目で催眠術をかけてジョニーを鳥のえさまみれにしていました。でもあれは催眠術じゃなくて普通に魔法でいいような気もしますが(^_^;)
この催眠術や魔法のかかるかからないの設定は、シリーズ作品の中で若干ぶれがありますね。
ジョニーに効いたり効かなかったり、メイヴィスに効いたり効かなかったり、同類のドラキュラには催眠術は効かないはずだけど、孫のデニスには効いてたり。こういった辺りはちょっとつっこみどころですね。
○屋根の上でメイヴィスとジョニーが朝日を見るシーン。
朝日が昇るときはだんだん上から明るくなるはずなので、屋根の下の方から明るくなってくるのはおかしい、というのをどこかのYoutubeで見たとき、ほんとやな!(笑)って思いました。
言われるまでなんにも思いませんでしたが(^_^;)
○追い出したはずのジョニーがホテルに戻ってきてしまい、「1日中ここでテーブルを並べてろ!!」と怒鳴った後、ドラさんの前髪が少し乱れてそれを直しています。記憶が正しければ、シリーズ作品通してここ以外で髪が乱れたり、違う髪型だったりすることはなかったと思います。(「モンスター・ホテル4」で人間になってしまったときは別ですが…。)なのでわたし的には貴重なシーンです(笑)そしてちょっと普通の人間っぽく見えてかわいいです。
○ここで突然なんですが、なんでドラさんが好きなのかというと、あの眉毛下がってニコッて笑ったときにちょっと困ったような顔になるじゃないですか。あれがかわいくて好きなんですよね~。
リアルの世界だと、安住アナウンサーとか、大泉洋さんとか好きなんですよね。
笑ったとき、眉毛とか目尻下がってる感じしません?(笑)
あの感じが個人的には好みで、そこにドラキュラという怖いイメージに反して娘を溺愛するパパさんな面もあわさって、この人かわいいなぁ~ってとこからドラさんファンになりました。
○メイヴィスの誕生日パーティが始まって、いきなり外国のイルミネーション?みたいなの始まるシーンありますが、あれは一体何が起きてるんですかね?(^_^;)
ジョニー一体どんな力使ったん?ドラさんのヘルプでもあったのかしら??
メイヴィスに外の世界を見せてあげたい思いはわかったが、何が起きてるのかほんと謎(笑)
○ジョニーの行方を捜すため、Tシャツの匂いを嗅がせたウェインの子どもは、
ウィニーでしたね!
ドラさんの孫デニスのzingの相手です。このときから飛びぬけて優秀だった様子。
このとき既に生まれているということは、デニスより年上の女の子みたいですね。
○モンスターフェスティバルが行われている中、仮装している人間たちの助けを借りて空港までの一本道をドラさんが駆け抜けるシーン。
モンスターのために力を貸してくれる人間たちを見て、うれしそうな顔をしながら駆け抜けていくドラさん。
妻を殺されて人間のことは恨んでいたと思うけど、少しでもその思いが変わったならうれしいな~って見るたびにうるっとしてしまうシーンです。
○無事にジョニーと仲直りをしたドラさん。恐らく太陽が照り付ける中、ジョニーを抱えて猛スピードだったのでしょうか。すごい勢いでメイヴィスの部屋の壁に衝突して帰ってきました。
「大丈夫だよ、ちょっと日焼けしただけだ」と言いながら火傷でボロボロのドラさん(かわいそう)
でもメイヴィスに話しながら数秒後には服もお肌もきれいに治っています(^_^;)
ドラキュラは不死身だから、勝手に自然治癒するのかしら?
○最後のステージでの歌のところ、ドラさんが魔法でメイヴィスたちの動きを止めて
歌っています。
でも「モンスター・ホテル4」のパーティシーンではメイヴィスには動きを止める魔法が効いていなくて、「パパ!何してるの!」って感じで怒られていました(^_^;)
時系列での感想などは以上になります。
子どもが傷つくことから守りたいと思う親の気持ち、外の世界へ羽ばたいていきたい子どもの思い、という親子の絆だけでなく、自分たちとは異なる存在を知ること、受け入れることの難しさや、でも受け入れることができたときに新しく見えてくる世界…。
子ども向けのアニメーション映画ですが、そういう人間にとって大事な部分についても考えさせられて、いい映画だなって思います。
それとキャラクターのデザインについてなんですが、この「モンスター・ホテル1」はこの後のシリーズ作品と比べてなんとなくCGっぽいというのか?、人形っぽいというのか?、これ以降の作品はよりアニメーションっていう感じがします。
ドラさんも他の作品と比べると少し顔色が悪い感じがするし、目とかも何か違うのか、なんとなく冷たい顔に見えるんですよね。
と思っていたところでこんなん見つけました。↓
「モンスター・ホテル」シリーズのゲンディ・タルタコフスキー監督が、Twitterに寄せられた質問に答える動画です。
2:21のRepurposingというところで、「モンスター・ホテル」作品について触れています。
質問の内容は、「シリーズ作品を作るとき、アニメーターは前の作品の素材を再利用するのか?」と言ったことだと思います。(多分)
それに対して監督の答えは、
「モンスター・ホテル1」から「モンスター・ホテル2」のときは、ほとんどのキャラクターや城なんかのデザインは再利用した、と話してるようです。
じゃああんまりデザイン的には変わらないはずなんだね…そうか…。
他にも5:35のところで「モンスター・ホテル」について触れています。
質問は「『モンスター・ホテル』のアニメーションはどうしてあんなにすばらしいのか?」
監督の答えは、昔のアニメーションの伝統的な原則にCGの技術を追加したこと、あとは服のことについて話してるんですけどここはよくわかんなかったです(笑)
他にも、動画をいくつかご紹介しますね。
「モンスター・ホテル1」公開当時の、テレビ出演したときの様子です。
みんな、「アダムがいるからこの作品に参加している」といったようなこを言ってます。
ところでセレーナ・ゴメスさんって、まんまメイヴィスの声なんですね~!
そのまま過ぎてちょっとびっくりしました。これが初めての声優としての参加のようですね。
それと話すときのアクセントについても少し触れているんですが、ここあんまりよくわからなかったんですよね。
ドラさんって特徴的なアクセントで話すわけですが、アダム・サンドラーさんが「15のキャラクターをやってるような感じ」って言ってるのかなぁ。すみません、わかるかたいたら教えてください( ;∀;)
続いてはメイキング映像ですね~。
でもこれ、「Sony Pictures at Home UK」っていうチャンネルで、昨年の6月に公開されてるんですよ。
動画はもちろん「1」公開当時のものなわけですけど、どうしてこのタイミングで公開されたのか謎です。
そして最後に、我らがドラさんことアダム・サンドラーさんのvoice actの様子です~。
アダム・サンドラーさんの普段の声は、ドラさんの声と全然違うんですよね。
全編通してあの声でしゃべってるんかと思うとほんと俳優さんや声優さんてすごいですよね。
長くなりましたが以上です。
もしみなさんも「モンスター・ホテル」シリーズについてなにかお気づきのことや話したいことがあればコメントしてくださいね~!