「モンスター・ホテル1」感想(前半) | ドラさんに恋して

ドラさんに恋して

映画「モンスター・ホテル」シリーズについて書いています。

 

【※ネタバレ注意※】
この記事では、これ以降のシリーズ作品も含めて、映画の内容について触れている箇所があります。
まだ内容を知りたくない方はお気を付けください。

 

ブログを書くというのが始めてで、皆さんにわかりやすく書くにはどうしたらいいか、よくわかっていません。ただ、自分の好きなようにまずは書いてみようと思うので、映画の時系列で感想や他のシリーズ作品と関連して気づいたことなどなどを好き勝手にのんべんだらりと書いていこうと思います。

 

最初にお断りしておくと、わたしは映画「モンスター・ホテル」シリーズを英語音声で観ています。

日本語字幕や英語字幕を見ることはありますが、日本語吹き替えでは観ていませんので、それについてのコメントはできません。ご了承ください。

 

ーはじまりー

 

冒頭に表示される「1895年」というのは、ブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」の執筆が始まったとされている年なんだそうです。

 

Drac:I didn’t mean to startle you, my little baby.

お化け、モンスターといえば人を驚かすのが常なのに、冒頭から「驚かすつもりはなかったんだよ」なんて、この映画に出てくるモンスターたちは「通常の人を怖がらせるモンスターのイメージ」とは違うんだなって気持ちに冒頭からさせられました。

 

Drac:I vant to kiss your tush.

vantというのは昔のwantみたいです。

tushというのは調べたらお尻のことみたいです。

「お尻にキスしちゃうぞ~」と歌いながら、実際にはお腹にキスをしながら、オムツを変える…う~んちょっと冒頭から若干混沌としています(^_^;)

 

daddy’s girlの歌

ドラさんの長い指でウクレレを弾きながら我が子を思う歌を歌う姿、いいですよね~。この歌、「モンスター・ホテル2」でジョニーが妊娠中のメイヴィスのお腹に歌ってあげています。その時点ではまだ性別がわからなかったようで、"daddy’s girl,  or boy"と歌っています。

 

1898年以来人間が来たことがない」とドラさんが触れ込んでいることから、この年にホテルが開業したようですね。メイヴィスが3歳ごろということになるのかな。

 

ホテルロビーでドラさんのいつものモンスター仲間たち(フランケンシュタイン、ウェイン、マーレイ、グリフィン)が集まって「久しぶり~」ってやるシーン、いいですよね。このメンバーは最後まで誰かが裏切ったりケンカしたりいなくなったりすることなく、シリーズ中どの作品でも仲良く力を合わせて(?)難局を乗り切っていて、安心して見ていられる信頼できる仲間たちです。

 

誕生日を迎えたメイヴィス。ドラさんが部屋に来る前に「外に出てもいいって約束したよね!?」って言ってやろうとイメトレしているシーン。メイヴィスは鏡に向かって話していますが、鏡には姿が映っていません…(;'∀')

 

鏡に姿が映らないのは、にんにくが苦手、胸に杭を打つことで滅ぼすことができる、などと同様にドラキュラの設定としてあるようですが、自分でも自分の姿を見ることができないんですかねぇ…。

 

○メイヴィスのお部屋はホテルの部屋の一つを使っているのか、ドアには「174」という数字があります。

この数字はなにか不吉な意味でもあるんでしょうか。謎です。

 

Drac:We go catch some scorpions together, just the two of us.

誕生日を迎えたメイヴィスのお部屋に入ったドラさん、メイヴィスに向かって「まずは二人だけでサソリを捕まえに行こう」と言っています。「モンスター・ホテル4」まで見ていると、このjust the two of usというフレーズを聞くと「あぁ~(T_T)」っていう気持ちになります。

 

「モンスター・ホテル4」の冒頭で流れるjust the two of usの歌は、ドラさんとメイヴィスの幼いころから成長していく親子の様子が見れて、わたし自身がまだ幼い子を抱える親ということもあるのか、うるうるっときてしまいます(T_T)

 

○"Holy rabies!"

メイヴィスの口癖ですね。でもこのrabiesが調べたんですけどよくわからないんですよね。

通常だとHoly shit!で使われるとこかと思うので、rabiesもあまりいい意味のワードではないのかな~?とは思うのですが。

 

外の世界を見に行きたいコウモリメイヴィスがうるうるお目目の顔をするシーン、かわいいですよね。

実はこれ、Youtubeのショートフィルムでメイヴィスの息子デニスバージョンも見ることができます。

 

子犬が飼いたいのにメイヴィスにOKしてもらえなかったデニスがドラさんにこの顔をします…。

メイヴィスのときも、デニスのときも、このかわいい顔にやられてしまったドラさんですね。

 

ドラさんが作ったハリボテの街に来たメイヴィス。

ゾンビたち扮する人間に会ったとき、”My name is Mavis Dracula.”と言ってます。

メイヴィスの名字はドラキュラなんですね~。

でもドラさんの下の名前は作品の中では出てこないんですよね。

Count Draculaはドラキュラ伯爵だし。

 

でも、「モンスター・ホテル2」で出てくるドラさんパパにはVladっていう名前があるんですよ。

ドラさんだけ名前がわからないのはちょっと残念ですが、あくまでDraculaということしか出てこないみたいです。

 

ドラさんが他のモンスターたちに見つからないようジョニーを小部屋に連れ込んで話しているとき、ジョニーが”I had six brothers growing up, so I could totally share.”と言ってますが、「モンスター・ホテル2」でジョニーとメイヴィスの結婚式が行われたときに来たのは、両親とほかにきょうだいと思われる3人でした。

 

ジョニーに「僕の血吸わないの?」と聞かれてドラさんが答えるシーン。

Human blood is so fatty, and you never know where it’s been.”

I use a blood substitute. Either Near Blood or Blood Beaters.”

 

Blood Beatersは「モンスター・ホテル2」のデニスの5歳の誕生日パーティで出てきます。

紙パックのような容器に入っていて、ドラさんがグラスに注いでいます。

 

~後半へ続きます~